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2021.08.01

お口の渇きについて

こんにちは。早いものでもう8月になりましたね。

毎日の暑さと格闘しながら日々過ごしております。

 

さて、みなさん、今から挙げるものに当てはまるものはありますでしょうか。

 

・水をよく飲む

・お口の中がネバネバする

・乾いた物が食べにくい

・口臭がある

・舌がヒリヒリして痛い

・入れ歯が擦れて痛い

 

これらは、ドライマウス(口腔乾燥症)のサインです。

 

ドライマウスは全身疾患のサインともいわれているので、初期段階での対策が非常に重要です。

 

ドライマウスは唾液腺の機能が低下して起こる症状です。

 

健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5リットルです。唾液はお口を潤すだけでなく、さまざまな作用で健康を守ってくれます。

 

①自浄作用:食べかすや歯垢を洗い流します

②消化作用:アミラーゼ(酵素)がデンプンを分解して体内に吸収しやすくなります

③抗菌作用:細菌の増殖を防ぎます

④粘膜保護作用:ムチン(糖タンパク)がノドや食道を傷つけにくくします

⑤食塊形成作用:味を感じさせ、嚙み砕いたり、飲み込んだりしやすい塊にします

⑥pH緩衝作用:飲食により酸性に傾いたお口のPHを中和させます

⑦粘膜修復作用:上皮成長因子が組織が傷ついたときに修復します

⑧再石灰化作用:飲食により、溶けかかった歯面の修復をします

⑨潤滑作用:発声や発音をスムーズにします

 

 

唾液が減り、お口の中が乾くと粘膜が傷つきやすくなったり、細菌の増殖により粘膜が荒れたり、むしばや歯周病の進行に影響してきます。7/11に更新している記事に、湿潤剤「アクアバランス」の説明もありますので、是非そちらも参考にしてみてください。

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 相澤

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