こんにちは!歯科衛生士の相澤です。
浜岡歯科クリニックに入社して7ヶ月が経過し、時のはやさを感じます。「はやい」といえば、お昼ご飯にそうめんを食べて、あっという間に食事が終わり、噛む回数が少ないなぁ・・・と感じました。
みなさんは食事での咀嚼回数について考えたことはありますか?
卑弥呼の時代の食事の噛む回数(約 3990 回)は、現代(約 620 回) の 6 倍以上だったといわれています。よく噛むことは歯の健康だけでなく、全身の健康に繋がります。 「卑弥呼の歯がいーぜ」といった噛むことの効用を示した標語をご存知でしょうか?
ひ:肥満予防
み:味覚の発達
こ:言葉の発音がはっきり
の:脳の発達
は:歯の病気予防
が:がんの予防
い:胃腸の働きを促進
ぜ:全身の体力向上と全力投球
以上のような効用があります。
なぜ、よく噛むことが歯の病気を防ぐかというと、よく噛むと唾液がたくさん出てくることにあります。
唾液の働きにはこのようなものがあります。
自浄作用:歯についた食べかすなどを洗い流す
抗菌作用:細菌の増殖を抑える
pH緩衝作用:飲食により酸性に傾いたpHを中和させむし歯を防ぐ
再石灰化作用:飲食により溶けかかった歯の表面を修復しむし歯を防ぐ
などなど・・・
しっかりと噛むと沢山のメリットがありますね!よく噛むことを意識して食事を楽しみましょう♪
歯科衛生士 相澤