こんにちは☺︎
今日は暖かく過ごしやすい陽気でしたね。
東京では日中は4月上旬並みの18.5℃を観測し、明日の午前までは暖かい気温になるそうです。
明日の午後からはまた寒さが戻るそうなので、寒暖の変動にお気をつけください。
さて、2月14日はバレンタインデーでしたね。
当院でも今月来院された患者様にバレンタインチョコをお渡ししています。
甘味料としてキシリトールを100%使用しているため、食べてもむし歯の心配はありません◎
キシリトールは主に、以下の2つの効果が期待できます。
①むし歯菌の増殖を抑制する
通常、むし歯菌は、食事(食べもの)のなかの糖質をエサにして歯を溶かす「酸」を作り出します。
この酸が少しずつ歯の表面を溶かすことで、むし歯になります。
ですがキシリトールは、むし歯菌に取り込まれても「酸」を産生することがなく、むし菌の活動を弱める働きをします。
②むし歯になりかけの歯を修復する(再石灰化)
キシリトールは唾液分泌を促進するとともに、唾液中のカルシウムと結びつく性質をもっています。
キシリトールとカルシウムが歯の表面に取り込まれると、むし歯菌の酸で溶け出した歯質を修復(再石灰化)してくれます。
気をつけて頂きたいのは、「少しでもキシリトールが入っていればむし歯予防になる」わけではないという事です。
キシリトールは、他の甘味成分が酸を作るのを止める機能まではありません。
つまり、甘味成分として99%キシリトールが含まれていても、残り1%に砂糖が使われているだけで、その食品はむし歯の原因となってしまうのです。
ですから、パッケージをよく確認して「甘味料としてキシリトール100%」のものを選んでください。
あくまで補助的なものとして上手く活用しながら、定期検診やセルフケアなども積極的に行い、むし歯になりにくいお口のなかを育てていきましょう!
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 新保が担当しました