みなさま、こんにちは!
3月は年度末ということもあり、
普段と違って、仕事やプライベートでも、
何かと慌ただしい日々を送ることが多い季節ですね。
でもその一方では、
少しずつ暖かくなってきて、
長かった冬が終わり、新しく春を迎える時期でもあり、気持ちのよい季節です!
外出する機会も増えますね^ ^
さて、話は変わりますが、
先月、長男が10歳の誕生日を迎えました。
最近は、学校で〝二分の一成人式〟という行事も行われるようになり、
節目の歳でもあるように感じます。
その長男が小さい時にプレゼントで頂いた、
〝こぐまちゃんの絵本〟についてきた読者カードに申し込んでから、
出版社の〝こぐま社〟さんより、
10歳になるまで毎年バースデーカードが届いていました。
このデジタルな時代に、なんと住所・宛名、そしてお誕生日が手書き!
わが子のためだけに心をこめて送ってくれた感じがして、じんわり嬉しくなっていました。
今までは、ポストカードでしたが、10歳の誕生日には封書でカードが届きました。
中にはこぐまちゃんのバースデーカードと少し長いお手紙が入っていました。
手紙には、バースデーカードを送り始めたきっかけや理由、毎年どんどん送る相手が増えていることなどが説明されていて、こう記されていました。
「こぐま社からお願いがあります。大きくなったあなたから、これから絵本と出会う小さな子どもたちへ、バースデーカードを受け取る楽しみをゆずってあげてくれませんか?」(手紙文中より引用)
あくまで提案であって、これからも欲しい人には送り続けるということも書かれていました。
そして、最後に、
「これから大きくなっていくにつれて、きっと今までよりももっといろいろな種類の本に出会うことになるでしょうが、勉強やスポーツや、さまざまな楽しみも増えて、本からしばらく遠ざかることも、きっとあると思います。
でも、もし、あなたがこまったときや、何か知りたくなったとき、だれかに相談したいときは、その相談相手として“本”があることも、どうぞ忘れないでいてください。
本の中には、何百年も昔から生きてきた人々の知恵や知識やおもしろい考えが、いっぱいつまっています。
きっと本があなたの力になってくれるときがあると、私たちは信じています。」
(手紙文中より引用)
お手紙の内容を読むと、今まで受け取っていた誕生日カードの意味、絵本の素晴らしさ、そして何よりこぐま社という出版社の素晴らしい活動に心を打たれました。
そしてカードが届くたび、息子以上に幸せな気持ちになったのは私のほうでした。
幸せな時間をありがとうございました。
長男とは絵本を読む時間は無くなってしまったけれど、
弟と妹とは、絵本を読む時間を、
まだこれからも、
大切にしていきたいと思います。
担当は歯科衛生士 辻尾 でした^ ^