皆さま、こんにちは。
暦のうえでは立冬となり、めっきり日が暮れるのが早くなりました。
朝夕の冷え込みも厳しくなってきましたね。
これから忙しくなる年末に向けて、体調管理には気をつけたいですね!
先日、衛生士の安部さんに、3ヶ月に1度の歯の定期クリーニングをしてもらいました。
隣接部(歯と歯の間)に初期むし歯があるので注意してくださいね!と教えて頂きました。
毎日寝る前にデンタルフロスは使っているのですが、疎かになっていたことを反省しました。
改めて、ブラッシングとデンタルフロスの際に丁寧に時間をかけるようにしました。
それに加えて、フッ素洗口液の使用をはじめました!
フッ素洗口は歯ブラシが届かない「むし歯になりやすい場所」に、洗口液のフッ素がしっかり届いて作用してくれます。
フッ素は歯の表面を硬く強くし、磨き残したプラーク(細菌の塊)にもとどまって作用し、歯ブラシが届かないような「むし歯になりやすい場所」に虫歯予防の実力を発揮してくれます。
◉フッ素の効果その1
【初期むし歯修復の促進】
エナメル質(ハイドロキシアパタイト)の成分であるカルシウムがむし歯菌の出す酸によって唾液の中に溶け出していきます。この溶け出したカルシウムは再びエナメル質に取り込まれて、もとのハイドロキシアパタイトに再結晶するのですが、このとき、唾液中に少しフッ素イオンが存在すると、この石灰化を促進して歯の修復を促進します。
◉フッ素の効果その2
【歯質強化】
歯の成分(エナメル質)はリン酸カルシウムでハイドロキシアパタイトといわれる結晶を作っています。この結晶は酸に弱く壊れやすいのですが、ここにフッ化物がやってくると、フルオロアパタイトになります。このフルオロアパタイトは酸に対して安定した結晶です。そのため、エナメル質が強くなり、むし歯になりにくくなります。
◉フッ素の効果その3
【むし歯菌の活動抑制】
フッ素イオンには細菌の活動を抑制する作用があります。そのため、お口の中にフッ素が存在すると細菌が酸を産生するのを減少させます。このこともむし歯予防に役立ちます。
フッ素洗口液は、就寝前の歯磨き後に使用します。
洗口液本体のキャップにメモリがついているので、10ml測り、約30秒間ブクブクうがいをします。
うがい後は、お口を水ですすがずにそのまま就寝してください。
毎日継続して使用することがおすすめです。
当院にもフッ素洗口液を販売しております!(詳しくは当院の歯科医師、衛生士、スタッフにご相談下さい。)
是非皆さまのむし歯予防にお役立て下さい。
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 辻尾が担当いたしました✳︎