皆さま、こんにちは!
お盆は過ぎましたが、まだまだ厳しい暑さが続いています。
昼間だけでなく朝晩も気温が下がりにくく、暑い時間が長くなっているので、体調管理には十分な注意が必要ですね。
熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。
体調が悪い時、身体が疲れている時、お口の中に口内炎ができて辛い経験をされたことのある方いらっしゃいませんか?
私は今、口の中に口内炎が2つ、できてしまっています…
食事をする時辛いですよね。
一般的にもっとも多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。
入れ歯や矯正器具が接触したり、頬の内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる物理的刺激によっておこる口内炎を「カタル性口内炎」と呼びます。
ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。単純ヘルペスウイルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」。
またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌による「カンジダ性口内炎」。
特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。
口内炎の予防には、「バランスのとれた食事」が大切です。特に、口腔内の粘膜修復や疲労回復、免疫力向上に役立つ「ビタミンB群」や「ビタミンC」などの摂取が効果的です。
口の中に雑菌を溜めないためにも、口の中が乾いた状態にならないよう、ガムなどを噛んで唾液腺を刺激してあげることもオススメです。このときに、虫歯を防いでくれる働きのあるキシリトールを配合したガムを選ぶとさらに効果的です。
そして、予防のためには、口の中を清潔に保つことも重要です。食事の後は、ポピドンヨードなどの殺菌成分が配合されたうがい薬でうがいをして口の中を清潔に保つことで、できてしまった口内炎の治りも早くなることが期待できます。
1週間以上治らない場合は、自然治癒が難しい何か別の要因がある可能性があるかもしれません。
口内炎がなかなか治らない場合は、一度、歯科医院を受診してくださいね。
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
担当は歯科衛生士 辻尾でした✳︎