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2021.08.15

歯の心得

こんにちは!

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師の濱岡玄です。

最近は少し外を歩くだけで体力の消耗を感じます。

今回は歯科医師会(歯医者さんの集まり)が出している歯を長持ちさせる為に必要な『心得』を紹介致します。

歯科医師会が出している『心得』は全部で5つあります。一つ一つ紹介させて頂きます。

1「いつでも何処でも歯ブラシを持ち歩くべし』

お口の中は細菌がとても繁殖し易く、かつ48時間歯ブラシが当たっていないところがあると、歯石という歯ブラシで取れない硬い汚れが出来てしまいます。

「旅行で1日くらいいいや」、「出先だから今日をいいや」などと考えずに必ず歯磨き道具を持ち歩きましょう。

2「食べたら速やかに歯を磨くべし」

これに関しては先生によって言うことが少し違うかも知れません。食事後20分は、お口の中が酸性に傾いており、強い歯磨きで歯がすり減り易くなっている状態です。理想を言えば食後すぐ口を濯ぎ20分は程度経ってから歯ブラシをして頂くと良いと思いますが、会社の昼休みなど時間が限られている場合はやらないよりも直ぐにでも磨いて頂く方がいいと思います。

3「正しい歯磨きを歯医者さんに教わるべし」

また歯磨きは習慣化しているため、その方の癖がよく出ます。

時間をかけて磨いているのに特定の場所に一切触れていない方もいます。どこが磨けていて、どこが磨きづらいのか確認し教えて貰うのが良いでしょう。

4「歯の定期的な検診で災いを未然に防ぐべし」

神経のない歯の虫歯や歯周病は、痛みがなく進んで行きます。毎日ご自身で鏡で進んでいないか確認しても、少しづつの変化は分かりません。歯医者さんで客観的に数値で管理して貰いましょう。

5「歯は一生の友と心得るべし」

歯は食事をする際にとても重要です。ある雑誌で「お年寄りの方に若い頃にやっておけばよかったことは?」というアンケートが有りました。他の夢であったりを抑え、第一位が『歯を大事にしておけばよかった』とのことでした。どの程度アンケートに信憑性があるかはわかりませんが、間違いなくお年を召した時に歯で後悔してらっしゃる方は多いです。一生ご自身の歯で楽しく食事をする為には今残っている歯を自分の友達だと思って大切にして頂くことが大事になるでしょう。

5つの『心得』に気をつけて一生ご自身の歯で楽しく食事を出来るように一緒に頑張りましょう!

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