こんにちは。最近は風が冷たく、寒さが厳しくなってきましたね。
今回は、歯ができ始めることについて書いていきます。
乳歯は妊娠中に作られます。赤ちゃんの乳歯の芽(歯胚)は妊娠7週目くらいに出来始めます。永久歯の芽は妊娠3~4か月ごろにでき始めます。妊娠4~6ヶ月には乳歯のカルシウムが沈着して硬くなり始めます(再石灰化の開始)。
つまり、妊娠中に歯の芽ができ始めるので、歯の丈夫な子にするには、妊娠中の健康状態や栄養管理が大切になってきます。
つわりなどで辛いときもあるでしょうが、調理法を工夫するなどして、バランスのとれた食事をとるようにしてみてください。
また、妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンが増えます。このホルモンが歯周病原菌の増殖を促すため、歯周病が悪化する恐れがあります。自覚症状としては歯茎は赤く腫れたり、歯ブラシを当てたりフロスや歯間ブラシを通すと血がでてきます。お手入れをきちんと行えば改善してきますので、歯磨きの方法でわからないことがあれば、是非ご相談ください。
つわりで歯ブラシを十分に当てれない時は、工夫をしてみてください。
例えば、①体調の良い時にみがく、②ブクブクうがいを十分にする、③小さめの歯ブラシを使用する、④歯ブラシは小さく動かす、⑤顔を下に向けてみがく、⑥においの強い歯磨き粉は大量に使わない、⑦何かしながらみがく(湯船につかりながらなどリラックスした状態)、⑧キシリトールガムを噛む など行ってみてください。
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 相澤