今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか
歯ブラシしているのに何で虫歯になるんだろう?
と思った事ありますよね。
今回は何故、虫歯になるのか…
そのメカニズムについてお話しさせて頂きますね。
虫歯は虫歯菌の感染によっておこります。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌はいません。
では、なぜ虫歯になってしまうのでしょうか?
それは、お父さんお母さんなどの身近な大人からうつってしまうからです。
ストローやコップ、スプーンやおはしなどの食器の共有をしないよう注意するほか、大人のお口の中から虫歯菌を減らしておくことが大切です。
大人の方は、ご自身のため、そして大切なお子さんのために、日頃からのメンテナンスが大切ですね。
歯の表面にみられるネバネバした物質。それは歯垢、つまりプラークです。
ネバネバしているプラークは細菌の塊で歯に強くくっつく性質があります。
このプラークを除去する事と、生み出さない事が虫歯を防ぐ大きな要因と言えます。
プラークは歯にしっかりと付着しているため、ブクブクうがいだけでは取り除けません。
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使用しキレイに落としましょう。
歯磨きが不十分で、磨き残しがあると、残ってしまったプラークは次第に厚みを増し、バイオフィルムと呼ばれる膜を作り、その膜の中で菌が繁殖してしまいます。
厚みを増したプラークはご自身の歯ブラシで落とす事はとても大変です。
定期的なメンテナンスで普段の磨き残しをキレイにするだけでなく、ご自身が磨き難い場所を把握し、ご自身に合った歯ブラシや歯間ブラシなど使い方等、ご提案させて下さい。
虫歯にならないためには予防がとても大切です。
是非ご来院下さい。
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 小畑が担当致しました。