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2025.04.19

レントゲン写真について

桜の終わりと同時に春も終わり初夏のような暑さです。気温の変化が大きいので皆さん体調にはお気を付けください。

今回はメンテナンス患者さんに行っている歯科医によるチェック時のレントゲン写真についてご説明します。自分の場合、お口全体を把握するパノラマ写真はリスクの高い患者さんは年に一回、普通の患者さんは2-3年に一回、リスクの低い患者さんではもう少し長い期間で撮影しています。パノラマ写真を撮影しない時でもお口の中にフィルムを入れて撮影する咬翼法という方法で必ず左右一枚ずつ撮影します。(妊娠中の方は除く)

パノラマ写真では歯に関しては歯の本数、欠損の状態、虫歯の有無、歯の破折の有無、歯の根の先に根尖病巣や嚢胞がないか、親知らずの有無や移動して隣の第二大臼歯に悪さをしていないか、抜歯する場合は神経に近くないか、骨に関しては歯を支えている歯槽骨の状態、関節の状態、上顎洞の状態、腫瘍の有無などをチェックします。

咬翼法写真では特に歯の間に虫歯が隠れていないかチェックします。衛生士によるメンテナンス時にも目で見た状態とレーザー(ダイアグノデント)により虫歯のチェックは行っていますがどちらも歯の間に隠れている小さな虫歯は歯同士が重なっているためわからない場合があります。そのためレントゲンで間を透かして見ることにより小さな虫歯を見つけることができます。そのほかには詰め物被せ物がある場合は適合状態や二次虫歯がないか、またパノラマ写真より鮮明な画像が得れられるため歯槽骨の状態もより詳しく調べることができます。

詰め物被せ物についてはすべて接着剤で歯につけています。新しいうちは問題ありませんが毎日食事をするということは上の歯と下の歯がぶつかり合っていることですので、その衝撃で接着剤が破壊されて歯と詰め物被せ物との間から流れ出てしまっていることがあります。一見ちゃんとついているように見えて実ははまっているだけという状態でレントゲンでもわからない場合があります。そのため検査後でも、食事中何か粘着性のものを食べたらくっついて外れたり、フロスを使用した際に引っかかって取れたりしたりすることがあります。その際は取れた物を無くさず早めにご連絡ください。取れた物に変形がなく歯にも虫歯がなければきれいにしてつけなおすことができます。ただ食事中など誤って噛んでしまった場合は金属でも歪んでしまったり、詰め物被せ物の下に隠れていた虫歯がある場合はつけなおすことができません。

以上 歯科医師阿部が担当しました。

『当院では、患者様一人ひとりに心から寄り添い、最高の歯科医療を提供します。』

経験豊富なスタッフが最新の設備を駆使し、歯の健康を保つための最善の方法で治療を行ってまいります。

また、患者様に安心して通院していただけるように院内の清潔さと快適な環境づくりにも力を入れています。

治療計画は患者様と共に立て、納得いただいた上で進めていきます。

そして、治療後もアフターケアを大切にし、持続的に健康をサポートいたします。

皆さまの美しい笑顔と健やかな歯を守るお手伝いをさせていただき、これからも地域社会に貢献してまいります。

何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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