こんにちは!
8月もあっという間に終わり、9月に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね。水分補給などをしっかりして、体調を崩さないようにしてください。
さて、話は変わりますが、「8020運動」をご存知ですか?
8020運動とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動で、厚生労働省や日本の歯科医師会により推進されています。
残存歯数が20本以上あれば、ほとんどの食品の咀嚼が容易であるといわれていて、食生活においてほぼ満足することができると言われています。
そのため「生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」と願いを込めてこの運動が始まりました。
残存歯数が多ければ、食べ物をよく噛むことができるので、次のような効果もあります。
○唾液の分泌を高め食べ物の消化吸収を助けることにより胃腸の負担が軽くなる
○唾液成分の中には発ガン物質の発ガン性を抑える働きがありガン予防にもなる
○脳の働きを活発にする
残存歯数が多いほど、寿命が長いという調査結果も出ています。
日本では、40〜50歳代以降から、急激に残存歯数が減少していて、40歳以降に歯を抜く原因のほとんどが、歯周病によるものであることが分かっています。
成人の歯周病の大半は、30歳くらいから自覚症状もなく発症し、虫歯のような明確な症状が現れにくく、年齢とともにゆっくり進行していきます。
8020運動を達成するためには、むし歯や歯周病を予防していくことが大切です。
歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、定期的にメンテナスを受けて予防することをお勧めします。
世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科助手 中里が担当いたしました。