歯磨剤の量は?
適切な歯磨剤の使用量は一般的に小豆粒程度(0.5〜1cm程度)が適量とされています。ただし、使用する歯磨剤の種類によっても異なる場合がありますので、商品のラベルや説明書などで指示された使用量を参考にすることが重要です。当院では、歯科医師や歯科衛生士が患者様の歯磨き方法を詳しく指導し、適切な歯磨剤の使用方法をアドバイスしています。適切な使用量を守り、正しい歯磨き方法を行うことで、歯を効果的に清潔に保ち、口腔内の健康を維持することができます。
歯石取ったら歯がしみるようになった。なんで?
歯石が付着している状態は言い換えると、歯が汚れによってコーティングされている状態です。 汚れのコーティングを落とすと歯の根っこがお口の中に出てきてしみてしまう場合があります。 時間が経つと殆どの方は治りますが、治らない場合お薬でコーティングする場合もあります。
歯茎がやせてきた。もとに戻せますか。
基本的に一度さがってしまった歯茎をもとに戻すことは難しいです。 歯周病が進行し骨が下がる、末梢の血管に血液がいかなくなるなどの原因で歯茎は下がってきます。 お口の中の清掃をしっかりと行い、今以上に下がることを防止することが先決となります。 歯茎がやせてきて黒い隙間が気になる場合、被せものを作り直したりなどである程度改善する可能性があります。
歯磨き粉って使った方がいいですか?
特殊な条件を除き、使っていただいた方がいいです。
歯磨き粉の成分には研磨剤(リン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等)発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、炎症を抑える(トラネキサム酸)、虫歯を抑える(フッ素)などがふくまれています。
用途に合わせて選択する必要があります。
ご不明の場合ご相談ください。
歯周病になると心臓病になりやすいって本当?
歯周病は心臓病病(心筋梗塞など)のリスク因子です。 歯周病の細菌が血管に入り込み血栓をつくる原因になってしまうからです。
しっかりとお口の中をクリーニングしてお体の健康を保ちましょう!
歯周病になると糖尿病になりやすい?
歯周病の菌が産生する物質が血液中を循環し、糖の細胞内取り込みを妨げるため、血糖値が上昇することがあります。しかし、口腔内の清潔化や歯周病の改善によって、糖尿病が改善する場合があります。同様に、糖尿病治療によって歯周病進行が遅くなることもあります。ですから、定期的な歯科検診や適切な歯磨きなど、口腔衛生をしっかりと行うことが、全身の健康維持にも重要です。
口の中にできものがある。口内炎?癌?
口内炎と癌を見分けることは簡単ではありません。一般的に、癌は急速に大きくなる傾向があり、周囲の組織との境界が不明瞭であるなどの特徴がありますが、正確な診断のためには、病変部位の組織を切り取り、顕微鏡で確認する必要があります。もし、口内炎が長引いたり急速に大きくなったりする場合は、早急に歯科医院にご相談いただくことが大切です。医師が症状を確認し、必要に応じて適切な処置を行うことで、早期発見・早期治療が可能となります。
顎関節症ってなに?
顎関節症は、口が開きにくくなる、アゴから音が鳴る、アゴに痛みが生じるなどの症状が現れる病気です。この症状の原因には、歯ぎしりや頬杖などの悪習癖が関係していることがあります。治療法には、マウスピースを使用したり、かみ合わせを調整したり、マッサージや運動を行ったりすることがあります。適切な治療により、症状の改善が可能です。もし、アゴに異常を感じた場合は、歯科医師にご相談いただくことをお勧めします。医師が適切な診断を行い、治療法を提案することで、早期に症状を改善することができます。
抜けた歯をそのままにしていたらどうなるの?
抜けた歯を放置すると、周囲の歯に不均等な力がかかり、歯周病や咬合不良の原因となります。また、隣接する歯が移動して隙間ができたり、上下の歯が接触しなくなって、噛む力が偏ってしまい、それぞれの歯が不健康になることがあります。抜けた歯は、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどを使って治療することで、口腔内の健康を保ち、噛み合わせを正常にすることができます。
根の治療に時間がかかるのはなんで?
根管治療は、根っこの管の中に潜んでいる菌を綺麗にする治療です。
管の中は元々神経や血管が張り巡らされていた場所の為、非常に複雑です。
全ての管を綺麗にするためには何回もお薬を変えたり中を超音波で洗う必要がある為お時間を頂く場合が多いです。
この治療を蔑ろにしてしまうと、すぐに痛みが再発してしまう可能性があります。
入歯とブリッジで歯に負担がかかるのはどっち?
一般的に、入れ歯は歯を削る量が少なく、かみ合わせの負荷を分散するために歯茎にも負荷がかかるため、残っている歯に負担がかかりにくくされています。 ただし、入れ歯が最適な治療法かどうかは、残っている歯の状態や個人の噛む力などによって異なります。 そのため、歯科医院での相談が重要となります。歯を長く残せるようにしましょう。
インプラント入れてるとフッ素使えないの?
基本的に使って頂いて大丈夫です。
インプラントの材料であるチタンは、一部の条件下でフッ素で腐食が引き起こされるリスクがあるとされています。ですが、フッ素入り歯磨き粉の使用によって起こるリスクよりもフッ素による虫歯予防のメリットの方が大きいとされています。ただし、お口の中に天然の歯がなく、インプラントのみの方はフッ素の含まれない歯磨き粉を使用することをお勧めします。歯科医師と相談しながら、適切な歯磨き粉の使用方法を確認してください。
被せもので金属アレルギーになるの?
保険治療で使用される金属には、人によってはアレルギー症状を引き起こす可能性のあるある金属が含まれている可能性があります。また、現在アレルギー金属でも使用によってアレルギー症状が起こる可能性があります。アレルギー症状が出た場合は、パッチテストなどを行って、アレルギーのある金属を含まない被せものに交換する必要が出てきます。
入れ歯って歯を削るの?
咬み合わせによって留め金を固定するために削る溝の深さは、個人差や症状によって異なりますが、一般的には数ミリメートル程度とされています。歯を削る際には、歯の健康状態や削る量などを考慮し、慎重に治療が行われます。また、歯科医師は削る範囲を最小限に抑え、できるだけ歯を削らずに治療することを心がけています。
インプラントが入ってるとCT・MRIはとれないの?
インプラントは一般的にチタンなど非磁性体でできているため、CTやMRIなどの撮影に影響を与えることはありません。ただし、インプラントと入歯を磁石でつなげている場合、磁気の影響で問題が起こる可能性があるため、歯科医師に事前に相談する必要があります。