様々な意見がありますが、食後すぐ歯磨きしてしまうと、お口の中の環境が酸性に傾いており、歯の表面がすり減ってしまう可能性があります。 食後はフッ素の洗口剤と使用いただき、食後20分ほどで歯磨きをしていただくことが理想と考えております。フッ素の洗口剤濃度は年齢、状態によって異なるため歯科医院でご相談ください。 難しい場合は強く力をかけなければすぐに歯ブラシをして頂いても大丈夫です。

朝と夜どちらにも歯磨きはしていただいた方がいいですが、どちらかしかできない場合は、夜寝る前に歯磨きをしてください。 夜寝ているときは、唾液量が減り細菌が増殖するリスクが大きくなります。 就寝前に歯磨きを行い、その後食事を行わない様にしてください。

虫歯や歯周病が進行して、歯の内部にある神経の空洞に細菌が感染/増殖を起こした場合根っこの治療が必要になります。根っこの中に針のような器具を入れ、形を整えながら神経の空洞を洗浄・消毒していきます。 消毒が完了したら歯の内部に再感染しないように詰め物をいれていきます。

失われた歯の代わりに、その両隣の歯を削って金属やセラミックなどで作った歯の被せものをいれる治療方法です。 無くなった歯の負担を両隣の歯に支えてもらいます。 両隣の歯を台形に削るため、冷たいもので滲みたりする可能性があります。 当院では両隣の歯を多く削らずに接着によって行うブリッジなどもあります。

失われた歯の代わりにチタン製のネジをいれて、そこに歯の被せものを作る治療法です。 他の歯に負担をかけない唯一の治療方法です。取り外しの必要がなく、金具などの金属も見えません。 全ての方が適応ではなく、しっかりと検査を行い、治療可能か診断する必要があります。